先週の記録的な大雨の影響で、行方がわからなくなっていた和歌山県紀の川市の70代の男性が、現場から20キロ余り離れた紀の川の河口付近で遺体で見つかりました。
今月(6月)2日の大雨で、紀の川市に住む酒井壽夫さんは行方がわからなくなり、警察などは増水した真国川に流されたとみて、捜索を続けていました。
警察によりますと、7日午前6時ごろ、和歌山市内の紀の川の河口付近で「流されている人がいる」と通報があり、男性の遺体が見つかりました。
身元の確認を進めた結果、遺体は酒井さんと確認されたということです。
真国川は、ほかの川と合流して紀の川につながっていて、発見された場所は、行方がわからなくなった付近から20キロ余り離れているということです。