今月7日、米沢市内の渓谷で見つかった一部が白骨化した遺体について、亡くなったのは、去年10月から行方が分からなくなっていた市内の78歳の男性と確認されました。
今月3日、米沢市李山の大平渓谷で沢下りをしていた男性から、「沢の中で人骨のようなものを見つけた」と警察に通報があり、山岳救助隊などが付近を捜索したところ、7日正午ごろ、一部白骨化した遺体を発見しました。
警察がDNA鑑定で身元の確認を進めたところ、米沢市笹野の自営業、新國忠さん(78)と確認されました。
警察によりますと、死因ははっきりしないということです。
新國さんは去年10月、米沢市の伝統工芸「笹野一刀彫り」の原木を探すため知人らと一緒に山に入ったあと、行方がわからなくなり、知人が警察に通報していました。