11日未明、呉市沖の瀬戸内海で釣りをしていた男性の行方が分からなくなり、呉海上保安部は男性が誤って海に転落した可能性が高いとみて巡視艇を出すなどして、男性の行方を捜しています。
11日午前0時すぎ、呉市沖の瀬戸内海で釣りをしていた人から「知人が海に落ちた可能性があるので捜してほしい」という通報が呉海上保安部にありました。
呉海上保安部によりますと、行方が分からなくなっているのは福山市に住む60代の男性で、10日夜から仲間数人と呉市の蒲刈大橋の南にある複数の小さな島にそれぞれ分かれて釣りをしていたということです。
また、男性が釣りをしていたとみられる場所には、釣り道具や救命胴衣が置かれたままになっていて、携帯電話に連絡をしてもつながらない状態だということです。
このため、呉海上保安部は男性が誤って海に転落した可能性が高いとみて巡視艇を出すなどして、警察や消防とともに男性の行方を捜しています。