ことし3月長野県松本市の自宅で2歳の息子を油がしみこんだ布団の上に放置し死亡させたとして、警察は、25歳の母親を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは松本市内田の配達員、斉藤優花容疑者(25)です。
警察の調べによりますと、ことし3月24日、自宅のアパートの部屋で息子の來心ちゃん(2)を油がしみこんだ布団の上に放置し、油が皮膚に触れたことによる炭化水素中毒と皮膚炎で死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いが持たれています。
警察によりますと來心ちゃんは、搬送先の病院で死亡が確認され、病院からの通報で事件が発覚したということです。
警察の調べに対し、容疑を否認しているということです。
警察は一緒に暮らしていた來心ちゃんの父親から事情を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。