20日夜、いわき市で、市内に住む自称・会社員が知人男性の顔などをコンクリートブロックで殴り、けがを負わせたとして傷害の疑いで逮捕されました。
男性は、その後搬送先の病院で死亡が確認され、警察は詳しいいきさつや動機などを調べています。
逮捕されたのはいわき市内郷高坂町の自称・会社員の遠藤丈騎容疑者(39)です。
警察によりますと、20日午後9時20分ごろ、自宅近くの駐車場で、いわき市泉町本谷の会社員、松井弘生さん(41)をコンクリートブロックで殴り、けがを負わせたとして傷害の疑いが持たれています。
遠藤容疑者は、自ら「知人を殴った」と通報し、駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。
取り調べに対して「松井さんの顔面を殴った」と容疑を認めていて、被害者について職場の元同僚だと説明しているということです。
殴られた男性は事件のあと、搬送先の病院で死亡が確認されていて、警察は今後、司法解剖を行って暴行と死亡の因果関係を調べるとともに、詳しいいきさつや動機について捜査を進めています。