6月3日、廿日市市の倉庫に置かれていたブルーシートに火をつけたとして、31歳の派遣社員が放火の疑いで逮捕されました。
現場付近では同じ時間帯にさらに2件の不審火が相次いでいて、警察が関連を調べています。
逮捕されたのは、広島市西区の派遣社員土井隆容疑者(31)です。
警察によりますと、土井容疑者は、6月3日の午後11時半ごろ、廿日市市宮島口の倉庫の敷地内に置かれていたブルーシートに火をつけて4枚を焼損させたとして、放火の疑いが持たれています。
倉庫に燃え移る危険があったものの、所有者の男性が気付いて消し止めたということで、けがをした人はいませんでした。
調べに対し容疑者は容疑を認め、「恐ろしいことをしてしまったと反省しています」と供述しているということです。
今回の現場を含む半径およそ500メートル内では、この直前に住宅のポスト近くに置かれたビニール傘や、ガレージのハンガーにかけてあったタオルが焼ける不審火が2件相次いでいて、警察は関連について調べています。