SNSで知り合った男性の自殺を手助けしたとして、30代の女の容疑者が逮捕されました。
調べに対して「自分も自殺しようとして行動をともにしたが死ねなかった」などと供述しているということです。
逮捕されたのは、風俗店従業員で住所不定の長畑裕子容疑者(34)です。
警察によりますと、ことし2月、さいたま市に住む30代の男性の自殺を手助けした疑いがもたれています。
翌3月、さいたま市西区の河川敷に止まっていたレンタカーの中で男性が死亡しているのが見つかり、警察が防犯カメラを分析するなどして捜査したところ、長畑容疑者が関わった疑いがあることが分かったということです。
容疑者はSNSで自殺願望のある人を募る中で男性と知り合い、男性がレンタカーを借りたりホームセンターで道具を用意したりする際に同行していたということです。
調べに対して容疑者は、容疑を認めたうえで、「自分も自殺しようとして行動をともにしたが、死ねなかった」などと供述しているということで、警察が詳しい状況を調べています。