インフルエンザに効くなどと医薬品のような効能を宣伝し、ペットボトル入りの飲料水を販売店に卸したなどとして都内にある飲料卸会社の社長など4人が逮捕されました。
逮捕されたのは東京・文京区にある飲料卸会社「超ミネラル総研」の社長、野島洋子容疑者(76)と従業員らあわせて4人です。
警察によりますとペットボトル入りの飲料水を自社のホームページで「インフルエンザウイルスを1分で99.99%以上不活性化させます」などと医薬品のような効能を宣伝し、去年3月から去年6月にかけて1000本余りをさいたま市や横浜市の代理店に卸したなどとして医薬品医療機器法違反の疑いが持たれています。
警察は捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていません。
飲料水は「超ミネラル水岩の力」という商品名で2リットル入りのペットボトルが1本1万円余りでインターネットなどで販売されていたということです。
警察はおよそ5年間で4億3000万円余りを売り上げていたとみて調べています。