6日朝、茨城県北茨城市の大津漁港の出入り口近くで漁船どうしが衝突して1隻が沈没しました。
このうち、沈没した船に乗っていた80代の船長が救助されましたがその後、死亡しました。
茨城海上保安部によりますと、6日午前7時10分ごろ、北茨城市の大津漁港の出入り口近くで船どうしが衝突したと通報がありました。
衝突したのは、いずれも大津漁業協同組合所属の第二野口丸、1トンと日吉丸、4.9トンで、このうち、第二野口丸が沈没し、この船に乗っていた85歳の船長の男性1人が行方不明になりました。
船長は、通報からおよそ3時間後に海上保安部の船に救助され意識不明の重体で病院に搬送されましたがその後、死亡が確認されました。
海上保安部によりますと、一方の日吉丸には2人が乗っていて、いずれもけがは、ないということです。
第二野口丸は、港の防波堤にある灯台から南東におよそ700メートルの海中に沈んでいるのが見つかったということです。
海上保安部では、事故の状況など詳しいいきさつを調べています。