11日朝、宇部市で、住宅が全焼する火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。
この住宅に住む70代の男性と連絡が取れなくなっていて、警察が身元の確認を進めています。
11日午前6時半ごろ、宇部市西岐波の住宅の窓から炎が見えると、近くに住む人から消防に通報がありました。
消防車9台が出て消火活動にあたり、火はおよそ1時間40後に消し止められましたが、木造平屋建ての長屋、2棟が全焼し、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。
火事のあと、この長屋に住む古里寛行さん(74歳)と連絡が取れなくなっているということで、警察が身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。
棟続きの長屋にも、50代の男性が住んでいましたが、避難して無事だということです。
現場は、JR丸尾駅から南西におよそ1.5キロほどの住宅などが立ち並ぶ地域です。