27日午前、藤岡市にあるプラスチック製品の加工工場で、フォークリフトなどを使い機械を運ぶ作業にあたっていた50代の男性が、倒れてきた重さおよそ1.5トンの機械と壁の間に挟まれ、死亡しました。
警察によりますと、27日午前9時前、藤岡市にある、プラスチック製品の加工を行う吉野工業所群馬工場で、この会社に勤める清水達夫さん(53)が、倒れてきた機械と壁の間に挟まれました。
清水さんは病院に搬送されましたが、およそ2時間40分後に死亡が確認されました。
当時、現場では重さおよそ1.5トンの機械を台車に載せ、清水さんを含めた5人が、その台車をフォークリフトでけん引して倉庫の外に搬出する作業にあたっていたということです。
そして、この作業中に何らかの原因で、運んでいた機械が清水さんがいた方向に倒れてきたということです。
警察では工場の関係者などから当時の状況を聞くなどして事故の原因を調べています。