11日午前、大洲市の国道で前面が大破した軽トラックの中からけがをした男性が見つかり、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。近くには別の軽乗用車も止まっていて、警察は現場の状況から2台が正面衝突したとみて詳しい状況を調べています。
11日午前9時ごろ、大洲市稲積の国道56号で通りかかった人から警察に「車から煙が上がっている」という通報がありました。
警察官が現場に駆けつけたところ、前面が大破した軽トラックと軽乗用車が止まっていて、軽トラックの運転席から西予市宇和町の介護職員、三好栄次さん(67)が助け出されましたが、まもなく死亡が確認されました。
軽乗用車を運転していた20代の女性もろっ骨を折るなどの大けがをしていて病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
現場はセンターラインのある片側一車線のカーブで、警察は現場の状況から2台が正面衝突したとみて、詳しい状況を調べています。