呉市は今月、死亡届の処理を行う際、誤って亡くなった本人ではなく、配偶者の住民票を抹消していたと発表しました。
これにより配偶者はマイナンバーカードが失効し、再度、申請が必要な状況になっているということです。
呉市によりますと、今月24日、市内に住む女性が亡くなったことを受けて提出された死亡届の処理を行う際、誤って配偶者の住民票を抹消してしまったということです。
呉市はすでにデータを訂正しましたが、このミスで、配偶者が所持していたマイナンバーカードは失効し、再発行の手続きを行う必要があるということです。
死亡届の処理には2人の職員が関わっていましたが、終業時に1日の入力内容を確認する段階で、ミスに気づいたということです。
呉市はすでに親族にいきさつを説明した上で謝罪したということで、「事務処理についてのマニュアルを職員間で再度、周知・徹底し、再発防止に努めます」としています。