17日未明、埼玉県皆野町で、オートバイでツーリングをしていた男子大学生が転倒してその後死亡しました。
近くには鹿が死んでいて、対向車線を走っていた乗用車には大学生とぶつかった痕跡があることから警察は大学生が鹿と衝突した後に乗用車とぶつかったとみて、事故の詳しいいきさつを調べています。
17日午前2時前、埼玉県皆野町皆野の国道140号で、オートバイでツーリングをしていた男性から「友人が何らかの衝撃で転倒した」と消防に通報がありました。
警察が駆けつけると男性は路上に倒れていて、病院に運ばれましたが、頭を強く打ったとみられおよそ1時間後に死亡しました。
警察によりますと、亡くなったのは東京・東村山市に住む大学1年生で倒れていた近くの路上には体長1メートルほどの鹿が死んでいたということです。
現場は片側1車線の直線道路で対向車線を走っていた乗用車には大学生とぶつかった痕跡があるということです。
大学生は友人と夜景を見に行った帰りだったということで、警察は大学生がオートバイを運転中に鹿と衝突した後、乗用車とぶつかったとみて、乗用車の運転手から当時の状況を聴くなどして事故の詳しいいきさつを調べています。