20日、栃木県真岡市で住宅が全焼し、男性1人が死亡した火事について、警察は89歳の住人が火をつけた疑いがあるとして放火や殺人の疑いで逮捕しました。
20日午後8時前、真岡市島の住宅で火事があり、木造2階建ての住宅が全焼して焼け跡から男性1人が遺体で見つかり、住人の60代の女性もやけどをしました。
火事のあとけがをした女性と内縁関係にありこの家に住む60代の男性と連絡が取れなくなっていて警察は身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べていました。
その結果、女性の父親で、この家に同居していた金子誠容疑者(89)が自宅に火をつけて男性を殺害した疑いがあることがわかったということで20日、放火や殺人などの疑いで逮捕しました。
警察によりますと、調べに対し、「自分も死ぬつもりだった」などと供述し、容疑を認めているということで、警察が事件にいたる詳しいいきさつを調べています。