閉店中のコインランドリーに侵入し精算機から現金10万円あまりを盗んだなどとして50代の容疑者ら2人が愛知県警に逮捕されました。
東海3県ではことしに入ってコインランドリーや食材店など無人の店舗が荒らされる事件が100件近く確認されていて警察が関連を調べています。
逮捕されたのは名古屋市南区の自称・自営業山田玲人容疑者(53)と住所・職業不詳の山本智洋容疑者(51)です。
警察の調べによりますと2人は5月6日の午前4時ごろ、岐阜市内のコインランドリーに侵入し精算機から現金10万8000円を盗んだとして窃盗などの疑いが持たれています。
当時、コインランドリーは閉店中で2人は電動工具やバールを使って店に侵入して精算機を壊し、わずか2、3分ほどの間に現金を盗んで逃げていました。
現場の状況や防犯カメラの映像などを詳しく調べたところ2人が事件に関わった疑いが強まったということです。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと東海3県ではことし3月ごろから似たような手口でコインランドリーや食材店など無人の店舗が荒らされる事件が100件近く確認されているということです。
被害の総額は1100万円を超えていて警察が関連を調べています。