ことし3月、福岡市博多区のホテルで20歳の女性が男に刃物を突きつけられて財布などを奪われた事件で、奈良県の無職の容疑者が強盗傷害の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、調べに対し容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは、奈良県田原本町の無職、長岡俊介容疑者(29)です。
警察によりますと、ことし3月16日の午後2時ごろ、福岡市博多区のホテルの1室で20歳の大学生の女性に対し両手両足を結束バンドで縛った上、ナイフを突きつけて財布などを奪い、その際、手の指を切るなどの軽いけがをさせたとして、強盗傷害の疑いが持たれています。
2人はSNSで知り合い、この日初めて会う予定で、被害者の女性が待ち合わせ場所のホテルの部屋に入ったところ、結束バンドで拘束されたということです。
警察が事件のいきさつを詳しく調べています。
警察によりますと、調べに対し長岡容疑者は「ナイフを突きつけたり両手首と両足首を縛ったりしましたが、抵抗できないほどではなかったと思います」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。