ことし4月、JR呉駅近くの歩道で、直前まで一緒のバスに乗り合わせていた男子高校生に言いがかりをつけて腹をひざ蹴りしたとして、44歳の容疑者が傷害の疑いで逮捕されました。
調べに対し、「記憶にない」と供述して容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは呉市の無職、横手友弥容疑者(44)です。
警察によりますと、容疑者はことし4月、JR呉駅近くの歩道で、市内の高校1年で15歳の男子生徒の髪をつかんだうえ、腹をひざ蹴りするなどしたとして傷害の疑いが持たれています。
警察によりますと、容疑者と男子高校生は直前まで同じバスに乗り合わせていましたが、車内でトラブルなどはなく、歩道で信号待ちをしていた際に突然「お前、けんかうっとるんか」などと言いがかりをつけたということです。
男子生徒の父親から通報を受けた警察が、現場の聞き込みや近くの防犯カメラの映像を解析するなどして捜査した結果、横手容疑者が関わった疑いが分かったということです。
調べに対し容疑者は「記憶にない」と供述して否認しているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。