27日夕方、塩釜市の市道で、歩いていた40歳の男性を車ではねて大けがをさせそのまま逃げたとして、25歳の容疑者がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
容疑者の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということで、警察は飲酒運転の疑いでも調べています。
27日午後5時すぎ、塩釜市旭町の市道で、路肩を歩いていた40歳の男性が軽乗用車にはねられ、足の骨を折る大けがをしました。
車はそのまま逃げたことから警察が防犯カメラの映像などから捜査を進め、28日朝早く、塩釜市伊保石のアルバイト従業員、佐々木麻琴容疑者(25)をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
警察によりますと容疑者は容疑を認めた上で「歩行者とぶつかりけがを負わせたことは間違いない。仕事が終わったあと酒を飲んで運転していたことがばれると思い警察に通報しなかった」などと供述しているということです。
容疑者の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということで、警察は飲酒運転の疑いでも捜査するとともに、事故の詳しい状況を調べています。