25日朝早く、津山市で住宅1棟が全焼し、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
住宅には家族4人が住んでいて、高齢の夫婦と連絡が取れないことから、警察は死亡したのはこの2人とみて身元の確認を進めています。
25日午前3時半頃、津山市国分寺に住む男性から「建物が燃えている。自分の家にも燃え移りそうだ」と消防に通報がありました。
消防車5台が出て、火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、簡易郵便局を兼ねた木造2階建ての住宅1棟およそ200平方メートルが全焼し、2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この住宅には中島徹さん(79)と80歳の妻、そして、50代の息子夫婦のあわせて4人が暮らしているということです。
このうち息子夫婦は逃げ出して無事で、警察に対して、当時4人で家にいたと説明しているということです。
火事のあと、中島さん夫婦と連絡が取れないことから、警察は亡くなったのはこの2人とみて身元の確認を進めています。
現場はJR東津山駅から南東におよそ1.2キロ離れた住宅などが建ち並ぶ地域です。