27日夜、尾道市で住宅が全焼した火事で28日午後、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
火事のあと、この家に住む70代の男性と連絡が取れなくなっていて、警察は遺体の身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。
27日の午後10時ごろ、尾道市三軒家町の住宅から火が出て、木造2階建ての住宅1棟が全焼したほか、近くの3棟の住宅の一部が焼けました。
警察によりますと、全焼した住宅には70代の夫婦と20代の孫のあわせて3人が住んでいて、火事のあと、祖父と連絡が取れなくなっているということです。
この火事で、警察と消防が28日午後から現場検証を行ったところ、焼け跡から1人が遺体で見つかったということです。
警察は、遺体の身元の確認を進めるとともに、火事の詳しい状況を調べています。