24日午前、札幌市北区で軽トラックが道路脇の街路樹などにぶつかって横転する事故があり、運転していた男性が死亡したほか歩道で自転車をこいでいた女子高校生も事故に巻き込まれて足に軽いけがをしました。警察は運転していた男性が病気だった可能性もあるとみて事故の原因を調べています。
警察によりますと、24日午前9時前、札幌市北区麻生町1丁目の国道231号線で軽トラックが道路脇のガードレールや街路樹にぶつかったあと歩道の上で横転しました。
その際、横転した車が歩道で自転車をこいでいた15歳の女子高校生にも接触したということです。
この事故で、軽トラックを運転していた札幌市北区の配達業、中村理さん(67)が搬送先の病院で死亡しました。
また女子高校生は両足にかすり傷を負ったということです。
現場は片側3車線の直線道路で、警察は事故当時の状況などから中村さんが病気だった可能性もあるとみて詳しい原因を調べています。