26日正午ごろ、熊本県山都町の国道にかかる橋から乗用車が転落し、乗っていた福岡県の81歳の女性が死亡し、82歳の夫が意識不明の重体となっています。
26日正午ごろ、山都町大平の国道218号線で、近くに住む人から「大きな音がしたので、川の方を見たら車が落ちていた」と警察に通報がありました。
警察官が現場に向かったところ、国道にかかる下平野橋の下に普通乗用車が転落していて、車内から高齢の男女2人が助け出されましたが、警察によりますと、福岡県粕屋町の遠目塚八重子さん(81)が死亡したほか、82歳の夫が意識不明の重体だということです。
現場は片側一車線の緩やかなカーブで、警察によりますと、現場の状況から、乗用車が何らかの原因で進行方向の左側にあるガードレールを突き破り、12メートルほど下を流れる川に転落したとみられるということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。