12日午前0時半ごろ、山口市内の県道を歩いていた55歳の男性が乗用車にはねられて死亡しました。
警察は車を運転していた27歳の会社員を逮捕して、当時の詳しい状況を調べています。
12日午前0時半すぎ、山口市大内千坊の県道を歩いていた団体職員の松前了嗣さん(55)が、市内の中心部に向かって走っていた乗用車にはねられました。
松前さんは病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、およそ1時間後に死亡が確認されました。
警察は、乗用車を運転していた市内の会社員、井上和貴容疑者(27)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
現場は見通しがよい緩やかな右カーブの県道で、容疑者は調べに対し「歩行者をはねたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は当時の詳しい状況を調べるとともに、容疑を過失運転致死に切り替えて捜査を進めています。