23日夜、富山市で69歳の男性が用水路で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察が詳しい状況を調べています。
警察によりますと、23日午後9時すぎ、富山市八尾町下田池の用水路で、近くに住む田口信行さんが(69)倒れているのを家族が見つけ、通報を受けた消防が駆けつけましたが、その場で死亡が確認されました。
田口さんは、23日夕方、「田んぼの様子を見に行く」と言って出かけたまま帰宅しなかったため、家族が探しに行ったところ、田んぼの中に田口さんの軽トラックを見つけ、近くの用水路に田口さんが倒れていたということです。
現場は棚田で、軽トラックが見つかった田んぼの上の道路にはタイヤ痕があり、警察は田口さんが運転を誤り、道路から転落した可能性もあるとみて、死因を調べるとともに、当時の状況を詳しく調べています。
田口さんが見つかった用水路は、幅が約1メートル、深さは約80センチ、当時の水深は約40センチでした。
現場は、JR越中八尾駅から南西に3キロほど離れた棚田が広がる地域です。