宇治市にある病院の駐車場で、地中の水道管を引き上げるための作業をしていた40代の男性が崩れてきた土砂で下半身が埋まった状態となり、運ばれた病院で死亡しました。
警察が詳しい状況を調べています。
24日午前11時50分ごろ、宇治市槇島町の宇治徳洲会病院で、「工事をしていた男性が足をはさまれた」と消防に通報がありました。
消防などが駆けつけたところ、病院の駐車場で作業をしていた大阪市の速見充但さん(43)が下半身が土砂やコンクリートに埋まった状態で見つかり、運ばれた病院で、およそ1時間後に死亡が確認されました。
死因は、出血性ショック死とみられています。
警察によりますと、当時、地中に埋められた水道管を重機で引き上げるため、深さ2メートルほどまで掘削した地中で作業をしていたところ、のり面が崩れたということです。
警察が工事がどのように進められていたかなど、当時の詳しい状況を調べています。