26日夜、倉敷市で、道路を横断していた60代の男性が乗用車にはねられて死亡し、警察は、運転していた介護士を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
26日午後11時すぎ、倉敷市福田町古新田の県道を近くに住む会社員の三宅秀行さんが(68)横断していたところ、走ってきた乗用車にはねられました。
三宅さんは、病院に運ばれて手当てを受けましたが、頭を強く打っていて、まもなく死亡しました。
警察は、乗用車を運転していた倉敷市の介護士、枝松明美容疑者(47)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対し、「交通事故を起こしたことは間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
現場は、水島臨海鉄道の弥生駅から北東におよそ700メートル離れた住宅街を通る片側1車線の県道で、警察は、容疑者が前をよく見ていなかったとみて、容疑を過失運転致死に切り替えて、事故の状況を詳しく調べることにしています。