17日朝、埼玉県川口市で80代の歩行者の男性がワゴン車にはねられ死亡しました。
ワゴン車はその後コンビニエンスストアに突っ込み警察が事故の詳しい状況などを調べています。
17日午前7時45分ごろ、埼玉県川口市並木でワゴン車が歩行者をはねたあとコンビニエンスストアに突っ込みました。
警察によりますと、この事故で、はねられた市内に住む警備員の坂本正一さん(82)が死亡しました。
店内には、店員がいましたがけがはありませんでした。
警察はワゴン車を運転していた蕨市に住む26歳の男性を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
男性には障害があり、運転したことについては、うなずいているものの、会話で内容のやりとりができないということです。
警察は証拠隠滅のおそれがないなどとして17日午後、釈放しました。
男性は運転免許を持っておらず車は家族名義とみられ、家族は「本人はふだんは車を運転していない。なぜ運転したかわからない」と話しているということです。
事故の直前、現場から北西に700メートルあまり離れた蕨市内のマンションの駐車場では、男性の運転とみられるワゴン車が複数台の車に衝突する事故が起きていて、警察は車を運転したいきさつや事故の詳しい状況を調べています。