ＪＲ岡山駅の構内に脅迫文を張った段ボール箱を置き、ＪＲの業務を妨害したとして、倉敷市の２１歳の容疑者が逮捕されました。
岡山県内では６月１９日から２０日にかけて、同じような段ボール箱があわせて６つ見つかっていて、警察がいきさつや関連を調べています。
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、倉敷市福島の無職・弓場晴菜容疑者（２１）です。
警察の調べによりますと、６月１９日の夕方、ＪＲ岡山駅の構内のベンチの下に、脅迫文を張った段ボール箱を置いて立ち去り、警備の強化や交通規制などで２時間あまりにわたって、ＪＲの業務を妨害した疑いが持たれてます。
警察は防犯カメラを調べるなど捜査し、容疑者を逮捕しました。
警察の調べに対して容疑を認め「借金があり、ＳＮＳの闇バイトに応募して今回の仕事を行った」と供述しているということです。
岡山県内では、爆破予告のメールが届いたあと、６月１９日と２０日に、県庁や岡山市役所・倉敷市役所・岡山大学・ＪＲ岡山駅と邑久駅で、脅迫文が張られた同じような段ボール箱があわせて６つ見つかりました。
いずれも警察の専門部隊が出動して回収し、捜査関係者によると、中にはスプレーや工具が入っていたということで、警察が事件のいきさつや関連を調べています。
