高知市内の自宅アパートで母親とみられる遺体を死後６年近く放置したとして、７２歳の息子が警察に逮捕されました。
逮捕されたのは住居不定、無職の松本秀明容疑者（７２）で、同居していた母親とみられる遺体を自宅に放置したとして死体遺棄の疑いが持たれています。
警察によりますと、去年９月、高知市内のアパートの近くで工事をしていた人から「人が亡くなっている」という通報を受けて警察が調べたところ、白骨化した遺体が見つかりました。
１２日夜、警察官が高知市内でライトをつけていなかった自転車を見つけ職務質問を行ったところ、行方が分からなくなっていた息子と特定し、その後、逮捕しました。
警察の調べに対し容疑者は「間違いありません」と話し、遺棄したことを認めているということです。
遺体は死後６年近くたっていて、警察は亡くなっていたのは当時９０代の母親とみて死因を調べるとともに、遺棄したいきさつなども捜査することにしています。
