21日、栗原市の田んぼ近くの路上で軽自動車が全焼し、車内から2人が遺体で見つかった火災で、車を所有する90代の男性の自宅から遺書が見つかったことが警察への取材でわかりました。
警察は亡くなったのはこの男性と70代の妻の可能性が高いとみて確認を進めるとともに、詳しい状況を調べています。
21日午後7時半ごろ、栗原市鴬沢北郷の田んぼの近くの路上で、軽自動車1台が全焼し、運転席と助手席から2人が遺体で見つかりました。
その後、警察が遺体を詳しく調べたところ、2人は成人の男性と女性で、いずれも火災で亡くなったことがわかりました。
また、警察によりますと車の所有者は現場近くに住む90代の男性で、自宅からは手書きの遺書が見つかったということです。
この男性は70代の妻と2人暮らしで、火災のあと夫婦と連絡が取れなくなっているということです。
警察は亡くなったのはこの夫婦の可能性が高いとみて、確認を進めるとともに、詳しい状況を調べています。