千葉県木更津市の住宅の庭から白骨化した男性の遺体が見つかった事件で、警察は男性を殺害した疑いで、この家に住む37歳の容疑者を逮捕しました。
逮捕されたのは木更津市下内橋の無職、小川順也容疑者(37)です。
警察によりますと、15年前の平成20年8月、当時、自宅で一緒に暮らしていた須藤秀平さん(当時22)をバールのようなもので殴るなどして殺害したとして殺人の疑いが持たれています。
ことし3月、容疑者から「15年前に居候していた男性を殺害し庭に埋めた」などと警察に通報があり、供述どおり遺体が見つかっていました。
小川容疑者は、地元の自治会費を着服したとして業務上横領の疑いで先月、起訴されていました。
遺体を遺棄した罪については、すでに時効が成立しているということです。
調べに対し、「須藤さんと金銭トラブルがあった」などと供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。