25日午後、兵庫県丹波篠山市の下水道の中で生まれたばかりの赤ちゃんの遺体が見つかり、警察は身元の確認を進めるとともに遺棄されたとみて調べています。
25日午後2時半ごろ、兵庫県丹波篠山市真南条上の下水道の中で赤ちゃんの遺体が浮いているのを定期点検を行っていた業者の作業員が見つけ、警察に通報しました。
警察が現場に駆けつけたところ赤ちゃんは死亡してから数日たっているとみられ、生まれたばかりでへその緒がついた状態だったということです。
また、性別は不明で、服は着ておらず、目立った外傷は見られないということです。
現場の下水道は地下3メートルほどのところにあり、遺体が発見された当時、水深は1.5メートルほどあったということです。
下水道につながるマンホールのふたを開ける場合は専用の工具が必要なため、警察は別の場所から流されてきた可能性もあるとみて赤ちゃんの身元の確認を進めるとともに遺棄されたとみて調べています。
現場はJR宝塚線の南矢代駅から北東におよそ4キロメートルの田畑の中に工場が点在する地域の一角です。