おととい青森市のアパートで男性をナイフで殺害した疑いで逮捕された男が送検されました。
事件後男はタクシーを使って警察に自首していたことが分かりました。
殺人などの疑いで逮捕された青森市旭町の無職船水公慈容疑者51歳はきょう昼まえ検察庁に身柄が送られました。
一方警察は午後4時まえ船水容疑者の部屋の家宅捜索を行いました。
船水容疑者は自分が住むアパートで青森市金沢4丁目の無職加藤光晴さん68歳を果物ナイフで切りつけて殺害したうえ、隣の部屋に住む69歳の男性も殺害しようとした疑いが持たれています。
司法解剖の結果、加藤さんの死因は失血死で首や後頭部、それに抵抗するとき両手にできるものなど多くの傷があり警察は船水容疑者が執ように切りつけた可能性があるとみています。
また捜査関係者によりますと船水容疑者はタクシーに乗って警察まで自首しに来たということです。
自首の際には血のようなものがついたナイフを持っていました。
事件直後現場ではタクシーに乗って立ち去る不審な男が目撃されていました。